【会計ニュース】JAの監査を専門とする「みのり監査法人」が発足

2017.07.10 - written by enxit

 全国の農協(以下、「JA」)の会計監査を主な業務とする「みのり監査法人」(東京都千代田区)が発足した。現状、JAはグループに所属する農協監査士による監査を受けているが、農協の改革を進める政府は平成31年までに一定金額以上の預貯金を預かるJAは、公認会計士による会計監査に移行するよう求めている。みのり監査法人はJAの監査の専門の組織として出発し、これに対応する。

 みのり監査法人は、JAの会計監査に精通した会計士ら17人で立ち上げ、平成31年には50人規模に増やす。あずさ監査法人出身の大森一幸氏が理事長となる。監査の対象となるJAと連合会は全国に約600あり、すべてがみのり監査法人と監査契約を締結した場合、監査業界5位の監査法人が誕生する。

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